受験生を抱えるご家庭は、そろそろ進路が決まりすっきりしたころでしょうか?我が家にも一人受験生がいますが、
日本の大学とアメリカの大学、悩みに悩んだ末、カリフォルニアの大学に自分で決めたようです。
今回体験した、アメリカの大学もしくは日本の大学進学チョイスはどうなのか?を個人的な意見もふくめて
コラムでまとめてみました。
今回息子は、カリフォルニア大学と日本の私立大学に合格し学費を比べたところ、ざっくりですが、
学費と部屋代などを含めたいわゆるCOA(Cost of Attendance)の比較は以下。
UCサンタバーバラ 年間$45,000(ファイナンシャルエイドなしの場合)
上智大学 年間$20,000(補助金等なしの場合)
息子は日本語の読み書きは苦手なので、日本の大学はInternationalStudent枠での受験で、授業はすべて英語のコース。
同等のコースを提供している日本の大学はおそらくあまりなく、よく聞くのがいわゆる早慶上智と立教など。あまり多くのチョイスはないのだなと今回解釈しました。
上智の大学寮案内を見ていたら、東京のど真ん中の寮の一階食堂では一食数百円(!)とかの学食と書いてあり、
「きっとおいしいんだろうなあ、その寮、入れるものなら私が入りたい。。」
と思いました。笑
ここで一つポイントはアメリカでポピュラーな529はこれらの大学にはほぼ使えないという現実。以前慶応で529が使えたが今は使えない、というコメントも最近耳にしましたが、(今後はどうなるかわかりませんが)日本の大学へ行くのに529を使えるとは思わない方が良い、と改めて感じました。
ではどこでどのように大学費用を準備していくか、このエリアについては直接 ご連絡 ください。
次男の性格的にも、進路は自分で決めさせたほうが良いと思い、私はひたすら助言サポートに回りました。
東京での大学生活(安い、楽しそう、お勉強アメリカより楽?笑)に憧れていた次男。卒業後はアメリカへ戻って就職したいという気持ちははっきりしていたようで、大学生活は東京が良いが、アメリカに戻るならUC卒業の方が良いのか、で揺れていたようです。
アメリカにおいて会社で採用の際、卒業した大学の名前を見ない会社も多いと聞く中、親として、まだはっきりなりたい職業が見いだせていない次男にとって、学費の値段のみならず、MultiCutureの経験、この際日本をよく知る、これらの理由でも日本の大学チョイスもとても良いと思いました。
結果、UC進学を選んだ次男の結論は、どうしても東京で大学生活を送りたいのならば、UC(カリフォルニア大学)のStudyAbroadプログラムのリストにも早慶上智があり(UCキャンパスに通うより安上がりにもなる)、UCを通じてこれらの大学へ行けば単位がカウントされ、こちらで卒業できる。
UCサンタバーバラの環境が魅力、やはり親からあまり遠く離れたくない(祖父母などの家族はたくさん日本にいるけれど。。)。
人生初めての大きな決断に一つ成長した次男だと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
さらに詳しく聞きたい方はお気軽にお問い合わせください。
私はカレッジカウンセラーではないので、個人的な経験やお客様から伺った経験などベースですが、私でシェアできることがあれば喜んで。ご連絡は こちら から。
